種籾はどこで売ってる？JAやホームセンターで買える？芽出しのコツも！

お米作りの第一歩となる種籾（たねもみ）は、私たちが普段食べるお米とは異なり、稲を育てるための大切な種です。

「どこで買えるの？」「JAやホームセンターで手に入る？」といった疑問や、健康な苗を育てるための芽出しのコツまで、この記事で詳しくご紹介します。

｜この記事のポイント
・種籾の販売店一覧
・口コミと評判
・種籾に関するよくある質問

＼ 種籾はコレがおすすめ ／

種籾が売っているお店はここ

種籾をどこで手に入れられるか、お探しではありませんか？このセクションでは、実店舗での取り扱い状況から、手軽に購入できるオンラインショップまで、種籾の販売情報を徹底的にまとめました。

あなたにぴったりの購入先を見つけるための参考にしていただければ幸いです。

種籾は、稲作を始める上で欠かせない大切な資材です。
どこで購入できるのか、主な販売場所をカテゴリ別に詳しく解説します。

農業協同組合（JA）

JA（農協）

JA（農業協同組合）は、種籾の主要な販売場所の一つです。

地域のJAでは、その土地の気候や栽培に適した品種の種籾を取り扱っており、多くの場合、予約販売が行われます。

特に、JA長野県では「JA長野県安心基準米」の必須条件として種籾の種子全量更新を推奨しており、地域営農センターで種籾の配布が行われています。

富山県のように「種もみ王国」と呼ばれる地域では、JA全農とやまが優良な種籾の生産・供給を担っており、高い品質管理のもとで全国各地に出荷されています。

購入を検討する際は、最寄りのJAのグリーンセンターや営農センターに直接問い合わせるのが確実です。

ホームセンター

コメリ

大手ホームセンターのコメリでは、生産者向けの種籾の予約販売を実施しています。

水稲うるち米、低アミロース米、酒米、水稲もち米、飼料米など、幅広い種類の種籾を取り扱っており、店舗がない地域への宅配も行っています。

稲作に必要な育苗箱や種籾消毒袋といった関連資材も豊富に揃っているため、種籾と合わせて購入するのに便利です。

その他の大手ホームセンター（カインズホーム、コーナン、ナフコ、ジョイフル本田など）

コメリ以外のホームセンターでも、農業資材全般を取り扱っている店舗は多くあります。

ただし、種籾そのものの販売については、店舗や時期によって取り扱いが異なる場合があります。

例えば、ジョイフル本田のオンラインストアでは、種籾の直接的な商品一覧は見当たらないものの、農業資材のカテゴリは存在します。

ナフコなどのホームセンターでは、米袋などの収穫用品や肥料、農薬といった農業資材は販売されています。

種籾の購入を希望する場合は、事前に店舗に問い合わせて確認することをおすすめします。

農業資材専門店・種苗店

株式会社のうけん

株式会社のうけんは、90品種以上の種籾を販売している専門業者です。

にこまる、にじのきらめき、ミルキークイーン、陸稲、黒米、赤米など、多種多様な品種を取り扱っており、少量からの注文も可能です。

オンラインショップも展開しており、全国どこからでも購入できるのが特徴です。

農家のお店おてんとさん

「農家のお店おてんとさん」も、水稲種子（種もみ）を取り扱う農業資材専門店です。

令和7年水稲栽培用の種籾など、最新の種子を販売しており、農家が必要とする専門的な資材を提供しています。

農業に関する幅広い商品知識を持つスタッフがいるため、栽培に関する相談もできる場合があります。

オンラインストア

楽天市場・Yahoo!ショッピング

楽天市場やYahoo!ショッピングといった大手ECサイトでは、様々なショップが種籾を販売しています。

多くの品種が取り扱われており、価格や送料を比較しながら選べるのがメリットです。

種籾だけでなく、育苗箱の敷紙や種籾ネットなどの関連資材も同時に購入できます。

専門オンラインショップ（のうけんONLINE SHOP、百笑米オンラインショップなど）

農業資材専門のオンラインショップでも種籾を購入できます。

例えば、「のうけんONLINE SHOP」では、令和7年産の水稲一般種もみが多数掲載されています。

「百笑米オンラインショップ」では、あきたこまち、いのちの壱、有機栽培種籾など、多様な品種の種籾が販売されています。

これらの専門サイトでは、品種ごとの詳細な情報や栽培に関するアドバイスが提供されていることも多く、安心して購入できます。

※店舗によって販売状況は異なります。

確実に購入するなら通販がおすすめです。

通販で評判が良いサイトのリンクは下記に貼っておきます。

＼ ココで買える！ ／

種籾の口コミと評判

種籾の購入を検討しているけれど、実際の評判どうなの？と気になっている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、SNSや各種レビューサイトから集めた種籾のリアルな口コミや評判をご紹介します。メリットとデメリットを比較して、種籾選びの最終判断材料としてお役立てください。

発芽率と芽出しのしやすさに関する声

種籾の口コミで最も多く見られるのは、やはり発芽率に関する評価です。

「適切な温度管理と浸種を行うことで、ほぼ全ての種籾が順調に発芽した」という肯定的な意見が多く寄せられています。

特に、積算温度100℃を目安に浸種を行い、その後30℃程度の温水で催芽することで、高い発芽率を実感しているユーザーが多いようです。

一方で、「芽出しの際に芽が伸びすぎてしまい、その後の播種作業が困難になった」という失敗談も報告されています。

これは、特に高温が続いた場合に起こりやすく、冷蔵庫での保管や冷水に浸すなどの対策が有効とされています。

また、「発芽にムラがあり、一部の種籾がなかなか芽を出さなかった」という声もあり、品種や保存状態、浸種時の水温管理の重要性が指摘されています。

浸種作業の手間と効果への評価

種籾の浸種作業については、その手間と効果について様々な意見があります。

「浸種中の水交換を毎日行うことで、カビの発生を抑え、健全な芽出しにつながった」という肯定的な声が多く聞かれます。

特に、最初の数日間は水が濁りやすいため、こまめな水交換が重要だと感じているユーザーが多いようです。

また、浸種期間は水温によって異なり、積算温度100℃が目安とされていますが、品種によっては2日程度長く浸種する必要があるとの情報もあります。

しかし、「浸種期間が長く、毎日の水交換が負担に感じる」という意見も少なくありません。

特に大規模な育苗を行う場合、この作業が大きな労力となることがうかがえます。

貯蔵期間が長い種籾の場合、浸種日数が長すぎると発芽率が低下する傾向があるため、適切な浸種期間の見極めが重要です。

＼ 評判がいい種籾 ／

種籾に関するよくある質問

種籾について、購入前や使用中に「これってどうなんだろう？」と疑問に感じることはありませんか？

このセクションでは、皆さんが抱きがちな種籾に関する疑問をQ&A形式で分かりやすくまとめています。知りたい情報がきっと見つかり、安心して種籾をご利用いただけるはずです。

種籾の芽出しで芽が伸びすぎてしまうのを防ぐにはどうすれば良いですか？

芽が伸びすぎてしまった場合は、5～10度の冷蔵庫で保管するか、10度以下の冷水に浸けて保管することで、芽の伸長を抑えることができます。

保管する際は、水切りをして乾きすぎないようにビニールや新聞で軽く包み、密閉しないよう注意が必要です。

催芽（さいが）後には、余熱で芽が伸びすぎないよう、種籾が13℃以下になるまで流水でよく冷やす「芽止め」を行い、その後陰干しで乾燥させましょう。

また、品種によっては発芽後の伸びが早いものもあるため、出芽加温時間を適切に管理し、徒長させないよう注意が必要です。

厚蒔きや多肥も伸びすぎの原因となるため、適切な播種量と施肥量を心がけましょう。

種籾の浸種（しんしゅ）はどのくらいの期間行い、水はどのくらいの頻度で交換すべきですか？

種籾の浸種（しんしゅ）期間は、積算温度100℃を目安とします。

例えば、水温15℃であれば約7日間、水温12℃であれば約8日間が目安となります。

コシヒカリなどの品種は積算温度120℃程度が目安となる場合もあります。

水温は10℃から15℃が適温とされており、10℃以下では種子消毒の効果が落ちたり、再休眠する可能性があるので注意が必要です。

水の交換頻度については、種子消毒の効果を高めるため、浸種開始後2～3日目までは水を交換せず、4日目以降に毎日交換することが推奨されています。

酸素欠乏を防ぎ、発芽阻害物質を取り除くため、2日に1回程度水を交換することも有効です。

ただし、薬剤吹付済みの種籾の場合は、最初の3日間は水を交換しないようにしてください。

1反（約10アール）の田んぼに必要な種籾の量はどのくらいですか？また、育苗箱1枚あたりの適切な種籾の量は？

1反（約10アール）の田んぼに必要な種籾の量は、栽培方法や品種によって異なりますが、小粒品種で2.5kg、大粒品種で3kg程度が目安とされています。

育苗箱1枚あたりの適切な種籾の量は、乾籾で150g、催芽籾で180gを基準とするのが一般的です。

栽培方法別の目安としては、慣行栽培の中苗で乾籾80～100g（催芽籾100～130g）、稚苗で乾籾150～180g（催芽籾160～220g）程度です。

厚播きや疎植栽培では、育苗箱1枚あたりの播種量を増やすことで、10aあたりの苗箱数を削減できます。

ただし、播種量が多すぎると苗立枯病の発生や軟弱徒長の原因となり、初期生育の停滞を招く可能性があるため、適切な量を守ることが重要です。

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種籾はどこで売ってる？まとめ

種籾をお探しの皆さん、本記事では販売店情報から購入のヒントまで、種籾に関する情報を網羅的にご紹介しました。

実店舗で直接手に取る楽しさや、通販で手軽に購入できる利便性など、あなたのライフスタイルに合った種籾の購入方法を見つけて、その魅力を存分に体験してください。